母の日のデュラン・デュラン「リオ」と、ジョン・レノンにとってのマザー、オノ・ヨーコ。そして「ハートに火をつけて」「原子心母」などいろいろ考えてみる。
ずっとデュラン・デュランを聴いている。「グレイテスト・ヒット」と「リオ」である。
80年代にアイドル的な人気のあったデュラン・デュランはニューロマンチックと言われるニューウェーブのバンドである。
アルバム「リオ」のジャケット・イラストの女性の絵が好きだった。作者は早く亡くなってしまっているのだけれど。
イラストレーター、ペーター佐藤さんも早く亡くなってしまった。80年代にはキース・へリング等の素晴らしいアーティストが沢山いたが死んだり消えてしまっている。
今日は母の日である。ジョン・レノンにとってはオノ・ヨーコが母親がわりだったのではないかなと、ふと思う。
フランク・ザッパのバンド名はマザーズ・オブ・インベイションである。ドアーズのジム・モリソンにはアルバム「ハートに火をつけて」で「マザー・ファッカー」と叫ぶ。
男にとっては母親は乗り越えなければならない壁のような気がする。ピンク・フロイドの「ザ・ウォール」の中にも「マザー」という曲がある。また、牛のデザインがあまりにも印象的な「原子心母」(アトム・ハート・マザー)も母というワードが入っている。
人がこの世に生を受けた原因が母親なのであり、乗り越えなければならない壁が母親なのであろう。
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ハートに火をつけて(50thアニヴァーサリー・デラックス・ジャパニーズ・エディション)<SHM-CD>
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