YOSHIKI feat.HYDE 「レッドスワン」とサラ・ブライトマン「ミラクル」
2018年NHK紅白歌合戦は、YOSHIKI feat. HYDE「レッドスワン」とサラ・ブライトマン feat.YOSHIKI「ミラクル」として、白組と紅組の両方に出場するYOSHIKIである。
紅白歌合戦史上初の白組紅組の両方に続けて出場する二刀流のYOSHIKIである。ドラムとピアノ、男性と女性の二面性を持っている素晴らしいアーティストである。怒りと穏やかさの極端な性格を使い分けることが出来る人格者でもある。
一昨年の紅白歌合戦のゴジラ対YOSHIKI・X JAPANに続く対決は、今年はYOSHIKI対YOSHIKIの戦いになる。
ドラムとピアノの戦いになりそうである。全くドラムが世界最速で、ピアノがクラシックピアノで超一流のカーネギーホールに出てしまうという離れわざを出来る世界唯一のアーティスト、それがYOSHIKIである。
しかもX JAPANには、ギタリストでありながらヴァイオリンを弾くSUGIZOがいるのだ。こんなバンドは世界に唯一のX JAPANである。
もはやX JAPANは日本の活躍のみならず、世界を又にかけるバンドに成長した。アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、 南米と沢山のX JAPANファンがいる。彼らももはや運命共同体なのである。インターネットの普及によるものが大きくあると思う。
さて、紅白歌合戦のYOSHIKI対YOSHIKIの戦いが楽しみですね。
YOSHIKI feat. HYDE「レッドスワン」対サラ・ブライトマンfeat. YOSHIKI「ミラクル」です。まさに奇跡のYOSHIKI対決です。
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ベンジーこと浅井健一の旅 ブランキーからシャーベッツまで
ブランキージェットシティでデビューしたベンジーこと浅井健一の勢いが止まらない。
ブランキー解散前にシャーベット名義でアコースティックなアルバム「セキララ」を出し、シャーベッツを結成してから一度解散しかけるも解散せずに今まで続いている。
シャーベッツはキーボード&コーラスの福士久美子がいるというのが、他のバンドと大きく違う特徴である。
最近出たベストアルバム「8色目の虹」のシャーベッツが素晴らしい。二種類出ているが特に三枚組DVD付きの方がいい。何しろ「38スペシャル」が初めてアルバムに収録されているからである。
この曲は今では全くライブではやっていない。これからもやらないであろう曰く付きの曲が「38スペシャル」である。
ブランキー、シャーベッツ、JUDE、AJICO、ポンティアックス、浅井健一ソロ、浅井健一&インターチェンジ・キルズ、と様々な形で作品を怒涛の如く大量爆撃機のように叩きつけ発表し続ける様は見事としか言いようがない。
シャーベッツの「38スペシャル」は、ブランキーの「悪いひとたち」「鉄の月」「不良の森」に続くような、長編大作だ。
とにかく、「渋谷とかさー、銀座とかさー、原宿とかさー、政治家とかさー、延命治療だとかよー、ガキの喋り方とかさー、」と全ての物事において、「何か腐ってない?」と延々と問いかけ続ける。「ヘイユーベイビー38スペシャル。お前の銃はどうなんだい?」と。そして「豚の方がよっぽど純粋だぜ。ゴキブリのほうがよっぽど人生に忠実な気がするぜ。」と辛辣である。
ロッキンオン・ジャパン襲撃事件のあとは、「38スペシャル」の歌詞を変えて「ロッキンオン・ジャパンとかさー、なんか腐ってない?」と歌い疑問を投げ掛ける。
ロッキンオン・ジャパン襲撃事件とは、JUDEのデビュー2枚同時アルバム発売の時に、ロッキンオン・ジャパンの編集者が「できれば1枚にして欲しかった。」「ベンジーは子供の心を無くして大人になってしまった。」などの感想に、怒ったベンジーが編集者を殴る蹴るなどの暴行を働いた出来事である。刑事事件にはなっていないが。それ以来、ロッキンオン・ジャパンにベンジーは出ていない。
12月29日は、「クリスマスの4日ぐらい前」でなく、クリスマスの4日あとであるが、ベンジーの誕生日である。
ハッピーバースデー、ベンジー!
まだまだ、ベンジーの旅は続いて行きそうだ。何とか必死に喰らい付いて行きたいものである。
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すまん。「38スペシャル」の動画が無かった。CDを買ってくれ。ベンジーも喜ぶ。
配信もあったぜ。
椎名林檎の「本能」ガラス割りのナース 歌舞伎町の女王
椎名林檎にはずいぶんのめり込んだものである。
アルバム『無罪モラトリアム』と『勝訴ストリッブ』が、ぼくが好きな椎名林檎である。
つまり、大きなホクロがあった時代である。ホクロは取らない方がよかったと個人的には思うのである。
「歌舞伎町の女王」での歌詞は想像だそうだが、まるで本当の出来事のようなリアルタイムさを感じる。ぼくは歌舞伎町に歩いても行ける新宿区中落合に住んでいたことがある。
歌舞伎町で本当に危ない通りを深夜徘徊していた。ヤクザの大名行列とか、立ちんぼの売春婦とか。深夜より危ないのは早朝である。カラスとホームレスのゴミ箱あさりの争いとか。酔っ払いの死体とか。
なんといっても、ナースでガラス割りの「本能」があまりにも素晴らしい。椎名林檎の最高傑作と言っていいのではないか。
歌舞伎町のカラオケで「本能」よく歌ったなぁ。あの頃の仲間は元気かなぁ。生きていればいいんだが。
椎名林檎本人がこのブログを読む可能性は限りなく無いが、昔はよかったとしか言いようがない。
2020年東京オリンピックの開会式の委員だかに椎名林檎が選ばれている。がんばって妖しい歌舞伎町オリンピックのようなものに変えてしまってもらいたい。
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カルメン・マキ&OZ「私は風」日本初のロックの女王
カルメン・マキ&OZの「私は風」は約12分に及ぶ大作であり、日本のロック黎明期に現れた史上初のロックの女王がカルメン・マキである。
カルメン・マキにロックバンドOZ(オズ)が付くと最強の日本のハードロックバンドになる訳である。
ジャニス・ジョップリンのLPを聴いてロックに目覚めた彼女は、デビュー曲「時には母のない子のように」で第20回NHK紅白歌合戦に出場している。当時17歳の彼女のその時の衣装がジーンズ姿で史上初のジーパン紅白歌手となった。
彼女は寺山修司主宰の劇団「天井桟敷」に入っていて「書を捨てよ町に出よう」が初舞台である。「時には母のない子のように」の作詞も寺山修司である。
歌謡曲時代にずいぶん沢山の歌を残している。「山羊にひかれて」「私が死んでも」「戦争は知らない」「坊や大きくならないで」などの名曲がある。
カルメン・マキ&OZは、日本最初期のハードロック・バンドである。「私は風」はディープ・パープルやユーライア・ヒープに負けていない名曲だ。
1951年生まれのカルメン・マキは現在、67歳ということになる。神奈川県鎌倉市でアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれた。
あまりにも素晴らしいカルメン・マキ&OZであるが、ファーストアルバムの『カルメン・マキ&OZ』(1975年)は10万枚という当時としては破格なセールスを記録している。
本当に凄いハードロックの女王のカルメン・マキである。
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カルメン・マキ&OZ 1977/07/24 Ganne Moon Beach, Miya-jima island, Hiroshima, Japan
X JAPANの新作アルバムはいつ出るのか?
X JAPANの新作アルバムは一体いつ出るんでしょうか?
YOSHIKIによると、もうすでに出来上がっているという、X JAPANの新作アルバムです。
CDで聴く時代は終り、Spotify(スポティファイ)などのストリーミングで聴くことが多くなった今日この頃です。
曲のダウンロードすらしなくなって、定額制で月にいくらか払って好きな音楽を聴き放題というのが当たり前になった現在、CDを出しても売れないので出す意味がないという所でしょうか?
X JAPANのボーカルToshiのソロ活動のカバー曲のアルバムCD『IM A SINGER』がわりと売れているようで何よりです。そのせいで、X JAPANのアルバムの発売日が遅れているということも真実です。
例えばCDならば、新星堂というチェーン店がありますが、かなりの赤字のようで各店舗がどんどん潰れている状況です。
TSUTAYAやオークスGEOなどの、レンタルDVDを中心とする店も厳しい状況のようです。
Amazonで何でも買うという人が増えています。街の本屋さんが消えて行ったのは、Amazonの台頭のせいもあります。
その前に、本が紙で出来た本である必要が、スマホやタブレット、パソコンの普及によりウェブ上で見ればいいので、無くなったという時代の変化ですね。
そんな訳で、X JAPANの新曲「JADE」と「Born to be free」を聴いています。
YOSHIKIさん、早くX JAPANの新作アルバムを出して下さいね。
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X JAPAN - JADE (Official Promotional Video)
ローリング・ストーンズ『ブラック・アンド・ブルー』ミックの唇
ローリング・ストーンズのアルバム『ブラック・アンド・ブルー』(1976年)が好きでよく聴いている。
ミック・テイラーが脱退し、ロン・ウッドが参加しての初めてのアルバムになる。
全体的に黒っぽい作品である。ブラック・ミュージックの影響がより濃く出ているアルバムだ。
元々、ロックンロールは黒人のブルースの発展形として生まれた経緯がある。
黒人のチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」のリフがロックンロールのビッグバンと言える。
また、黒人ブルースの大御所、マディ・ウォーターズの「ローリング・ストーン」という曲から、ザ・ローリング・ストーンズというバンド名が付けられた。
それから、ジャマイカのレゲエの神様、ボブ・マーリーの影響力はとても大きく、ロックにレゲエのリズムを取り入れた曲はずいぶんと多くある。
ジャケット写真のミック・ジャガーの唇が印象的である。ミックの分厚い唇と舌がローリング・ストーンズのベロマークの元になっている。
全体を通して聴くと素晴らしい作品のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』である。
The Rolling Stones Memory Motel live
ジョー・ストラマーの名言「月に向かって」ザ・クラッシュ
The Clash(ザ・クラッシュ)はロンドン・パンクの中でも特に日本で大人気でした。
レゲエをいち早く取り入れたサウンドは独特のものがありました。
ギター&ボーカルのジョー・ストラマー、ギター&ボーカルのミック・ジョーンズ、ベース&ボーカルのポール・シムノン、ドラムのトッパー・ヒードンの黄金期のメンバーが黒いハットかぶって口にバンダナ巻いて昔のギャングみたいでカッコいいですね。
リードボーカルを取れるメンバーが3人いたので、パンクのビートルズのようです。
アルバム『ロンドン・コーリング』は2枚組です。アナログLPで発売された当時は、値段を安く出してくれました。レコード会社とはかなり揉めたそうです。ジャケット写真に写っているのはベースのポール・シムノンです。思いっきりベース・ギターを床に叩きつけています。
次のアルバムは3枚組の『サンディニスタ!』で、やはり自分たちの利益よりファンの為にと安い値段で出してくれました。この作品はダブを取り入れたりかなりアバンギャルドなアート作品になっています。
「月に向かって手を伸ばせ、たとえ手が届かなくても」
ジョー・ストラマーの言葉「月に向かって手を伸ばせ、たとえ手が届かなくても」は名言ですね。可能性が少なくても挑戦することに意味があるということですね。
12月22日はジョー・ストラマーの命日です。クリスマスの目前の死でした。街のイルミネーションと紅いポインセチアを見ると、ジョー・ストラマーとザ・クラッシュを思い出します。
The Clash - London Calling (Official Video)
Clash - The Magnificent Seven (HD music video 1981)