Metallica
メタリカの二枚組み最新作『ハードワイヤード…トゥ・セルフディストラクト』です。
なかなかメタリカらしい気持ち悪いジャケットです。デラックス・エディションは少しデザインが違います。
初期メタリカのスラッシュ・メタル、スピードメタルの爽快感は『メタリカ(ブラック・アルバム)』を境にもう無く、メタリカという音楽ジャンルを創ってしまったという感じです。
非常に乾いた印象を受けるのはやはりアメリカ西海岸出身のバンドだからでしょうか。ドラマーのラーズ・ウルリッヒはデンマーク出身なのですが。
初期メタリカには湿ったヨーロッパ的なものを感じました。彼らの最高傑作が『メタル・マスター』の「バッテリー」であるように。それはアコースティック・ギターで始まり素晴らしいギターソロがあるからで他ならないと思います。
最近のメタリカにはいろいろ注文をつけたくなりますが、それもメタル愛というかメタリカ愛というものです。
韓国公演では、BABYMETALをオープニング・アクトとして起用した事が話題になりましたね。