ローリング・ストーンズ『ブラック・アンド・ブルー』ミックの唇
ローリング・ストーンズのアルバム『ブラック・アンド・ブルー』(1976年)が好きでよく聴いている。
ミック・テイラーが脱退し、ロン・ウッドが参加しての初めてのアルバムになる。
全体的に黒っぽい作品である。ブラック・ミュージックの影響がより濃く出ているアルバムだ。
元々、ロックンロールは黒人のブルースの発展形として生まれた経緯がある。
黒人のチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」のリフがロックンロールのビッグバンと言える。
また、黒人ブルースの大御所、マディ・ウォーターズの「ローリング・ストーン」という曲から、ザ・ローリング・ストーンズというバンド名が付けられた。
それから、ジャマイカのレゲエの神様、ボブ・マーリーの影響力はとても大きく、ロックにレゲエのリズムを取り入れた曲はずいぶんと多くある。
ジャケット写真のミック・ジャガーの唇が印象的である。ミックの分厚い唇と舌がローリング・ストーンズのベロマークの元になっている。
全体を通して聴くと素晴らしい作品のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』である。
The Rolling Stones Memory Motel live