King Crimson『Lark's Tongues In Aspic』
キング・クリムゾン『太陽と戦慄』(1973)
原題の直訳は「ヒバリの舌のゼリー寄せ」である。太陽と月の合体したジャケットデザインといい何か意味深である。
このアルバムは何といってもパーカッションのジェイミー・ミューアがものすごい存在感を示している。毛皮を着て動き回る様はまるで野獣である。
ドラムのビル・ブルーフォード(ブラッフォード)はイエスから引き抜いてきた経緯がある。変拍子バリバリのテクニシャンである。
そこにロバート・フリップの豪腕ぶりが伺える。フリップは練習の鬼で毎日10時間もギターの練習をしているという。
ベース&ボーカルのジョン・ウェットンは先日亡くなって残念である。歌がとても上手かった。ベースの腕前もよかったですね。後にエイジアでバカ売れする。
バイオリンのデヴィッド・クロスもいい仕事してました。
このアルバムはリズムのアルバムといっていいのではないか。インプロヴィゼーションの嵐が凄まじい。
King Crimson - Easy Money - 6/25/1973 - Wollman Memorial Rink (Official)
Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series
- アーティスト: King Crimson
- 出版社/メーカー: Discipline Us
- 発売日: 2012/11/27
- メディア: CD
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