amazarashi 『MESSAGE BOTTLE』
amazarashi 『MESSAGE BOTTLE』(2017)
素顔を表に出さない秋田ひろむを中心とする青森出身のロックユニット、amazarashi(アマザラシ)の初のベストアルバムである。
歌詞が凄い。まさに詩である。ポエトリーリーディングのような歌はヒップホップ以降の新しいロックである。
「光、再考」では「神様はとっくの昔に阿佐ヶ谷のボロアパートで首吊って」いて、
「つじつま合わせに生まれた僕等」では「頭を吹き飛ばされた少女が誰にも知られずに土に帰り」
「夏を待っていました」では身長が高くて喧嘩の強いタイヘイが「7年後にビルから飛び降り」
「無題」では木造アパートの1階の部屋の絵描きが真実の絵を描いて「変わっていくのはいつも風景」なのである。
あまりにも鋭い言葉がナイフのように胸に突き刺さる。
次はどんな「詩」を歌ってくれるのかがとても楽しみなアーチストである。
できればあまり売れすぎないようにと何故か思う。
まどなれい、ことイラストレーター佐久間充の作品
まどなれい、ことイラストレーター佐久間充の作品です。
「シンディの白昼夢」です。墨と色鉛筆です。
立川の「みんなの展示場・中村洋久絵画館」の「4人展・4rocks」にて、今年2017年の2月に発表されました。F4サイズのワトソン紙です。
アゲハ蝶と翼と花のシリーズです。このテーマは飛ぶものと飛べないものの間に女性と花がありますが、それは理想の世界なのかもしれません。この絵の場合は魚になっています。鮎です。
来年の2月も立川の展示場にて、グループ展が決まっています。来年は3人展になるのか、5人展になるのかまだわかりません。がんばって描いて行きます。
レッチリこの4枚
レッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズのこの4枚を選んでみました。
やはり、ジョン・フルシアンテ期の作品が並びました。『カリフォルニケイション』『バイ・ザ・ウェイ』『ライヴ・イン・ハイドパーク』『スティディアム・アーケイディアム』です。
レッチリといえばフリーのファンキーなベースですが、それに絡んでくるフルシアンテの乾いたギター音が最高です。フルシアンテのコーラスも秀逸です。
デイヴ・ナバロやジョシュ・クリングホッファーもなかなかいいのですが、やはりフルシアンテのギターとコーラスは最高でした。
フルシアンテはコーラスを研究するために、古いドゥワップのレコードを沢山集めて聴き込んだそうです。すごく研究熱心な人だと感心したものです。
UT Capitol 75th
ユニクロ「UT」のTシャツの新作に「キャピトル 75th」として、アメリカ西海岸のキャピトル・レコーズの75周年記念Tシャツが出ました。さっそく買って来ました。選び悩むこと30分、選びに選んだ3枚がこちらです。
まずは、ザ・ビーチボーイズの『ペット・サウンズ』のグリーンのTシャツです。素晴らしい出来上がりで一番最初に選びました。実はこのアルバムは聴いたことがないんですけど。
次に選んだのは、マイルス・デイビス『BIRTH OF THE COOL』の黒Tシャツです。カッコイイですね。実はこのアルバムも聴いたことがないんです。でもマイルスだから買いました。
最後に、ザ・ビートルズの『ミート・ザ・ビートルズ』(アメリカ盤)の白Tシャツです。『ヘルプ』と迷いましたが、落ち着いた色合いのこちらを選択しました。いい買い物でした。
ユニクロさんのロックTシャツも毎年、何が出るか楽しみですね。